ソフトピアジャパンにご挨拶にお伺いしました

 岐阜県大垣市にある公益財団法人ソフトピアジャパン(以下「ソフトピア」)を訪問して、前職に在職時にお世話になった方々に前職退職と弊社創業のご挨拶させて頂くと共に、中小企業のデジタル活用推進について、意見交換させて頂きました。

 上(↑)の画像は、ピントがボケボケですが、ソフトピアに向かうバスの中で交差点で止まった瞬間に撮影したソフトピアセンタービルの写真です。あいにくの雨の影響もあって、写りが悪くて申し訳ありません。実際は、もっと立派な建物なので、機会があれば是非訪問して実際に見てみて下さい。

 ソフトピアさんでは、岐阜県のデジタル活用推進の意向を受けて、県内企業のDX・IoT活用支援、情報関連の研修セミナーの実施等を行っているそうです。

 特に、最近は県内中小企業の後を継いだ若手経営者の方が、自社の経営課題をデジタル活用して解決したいとの相談が持ち込まれて、地元の商工会議所・商工会や金融機関と連携して支援する事例が増えているそうです。そうした事例の中には、県内に限らず、全国的に見ても他の中小企業の参考となる事例もあり、これらを事例集としてとりまとめ公表しているそうです。

〇岐阜県IoT活用・支援事例集

https://www.softopia.or.jp/wp-content/uploads/gifuiotjirei03.pdf

 中小企業へのデジタル活用支援の際のポイントとしては、地元の商工会議所・商工会や金融機関との役割分担をしたうえで、連携できることが重要とのご指摘を頂きました。中小企業にとっては、数多くの補助制度の中から自社の取り組みに適切なものを探し出して手続きしたり、様々な関係機関との調整を行っている余力が無い場合が多いので、それぞれの支援者が企業に伴走すると共に、取り組みの段階ごとに上手くバトンタッチする必要があるそうです。

 また、ソフトピアさんでは、企業のデジタル化ニーズに対して、いきなり専門家派遣やベンダー紹介は行わず、先ずは職員の方が企業の経営課題を聞き取りし、企業側では言語化出来ていなかった課題の確認等の前裁きをしたうえで、専門家やベンダーとのマッチングを行っているそうで、それらの職員の方々の前裁きが案件行程管理と、組織内部へのノウハウの蓄積につながっているそうです。

 ソフトピアの皆様には、ご多忙の中お相手頂きまして、改めてお礼申し上げます。